接骨院の患者様像を実際に決める
では実際にあなたがホームページを制作またはリニューアルする前やソーシャルネットワークで発信する前に患者様像を書き出していきましょう。
患者様は誰でどんな情報が必要?
「患者様目線で、患者様の必要な情報を提供すること」
と言われても患者様は千差万別です。接骨院に来院される患者様は年配の方もいれば小学生もいます。交通事故にあった方もいれば、スポーツで足を捻った方もいます。
これだけ色々な方がいるのに全ての方に必要な情報をホームページやソーシャルネットワークで発信することはできません。
そこでもう少し細かく分類していきましょう。
誰に発信するのか
患者様とはどのような方を対象としているのか
- 性別
- 年齢
- 運動習慣・運動能力
- 性格
- 家族構成
- 職業
- インターネットに慣れているのか
どのような状態か
- 痛めた部位はどこか
- 自分の状態を把握しているのか
- 通院に意欲はあるのか
- 不安か
どうしたいのか
- 早く治すために通院したい
- 時間がないので自分でなんとかしたい
このように細かく設定しておいく必要があります。
患者様対象記述様式
このような様式の紙に対象となる患者様像を書き込んでみましょう。
簡単に書き込んでみると少しづつ明確になってくるかと思います。
簡単に記入してみましょう。
PDFダウンロード: 対象患者シート
対象患者シート記入例
対象人物像
- 年齢:35歳
- 性別:女性
- 職業:専業主婦
- 家族構成:夫 36歳(年収400万) 娘 4歳 幼稚園 息子 2歳
- 運動習慣なし・運動能力自身なし
- ネットにはやや慣れている ソーシャルネットワーク(フェイスブック、インスタグラム)
部位について
- 部位について: 腰 家事をしていて前かがみになった時に痛めた。 繰り返すことが多く、一年に一回の頻度で腰痛になる
- 理解:繰り返すので整形外科などでレントゲン検査では異常が見当たらないと認識している
- 通院しているか:していない
- 不安か:それほど不安はない
どのようにしたいのか
整形外科では物理療法のみで効果が実感できない。もっと治療効果が実感出来る治療を行いたい。繰り返しているので今後腰痛を軽減できる方法が知りたい。子供が小さいので、通院するには待ち時間が少なく、キッズスペースが必要。
では実際に検証していきましょう
このようなシートなども使いつつ、実際に来院につながるのか検証していきます。
当然ですが、全てうまくいくわけでもありません。
けれど、ここまで読んだあなたならホームページやソーシャルネットワークから来院につなげるイメージが少し出来ているかと思います。
では次の章から実際に接骨院に関係するホームページやソーシャルネットワークについて学んでいきましょう。