患者様の疑問や問題に答えていく
ホームページやソーシャルネットワークでは患者様目線に立って疑問や問題に答えていくことで価値のある発信ができると説明しました。
前回のページ【患者様目線のホームページとは】
では、患者様の疑問や問題に答えていくことで本当に接骨院へ来院するのでしょうか?
患者様の状況を考えてみましょう。
対象となる患者様の違い
患者様目線のホームページと通常の接骨院のホームページを見る患者様の違いとはなんでしょうか?
それは「接骨院に行くと決めているかいないか」です。
ここでもう一度通常の接骨院のホームページと患者様目線のホームページを見比べてみましょう。
通常の接骨院のホームページの患者様像
掲載してある内容は
- 接骨院名
- 初めての方
- スタッフ紹介または施設内容
- 接骨院情報
- お問い合わせ
接骨院に行くと決めている方が見るホームページと言われたらなんだかこの掲載内容はしっくりきませんか?
ここは大切なところですのでもう一度言います。
接骨院に行くと決めている方が見るホームページと言われたらなんだかこの掲載内容はしっくりきますよね?
この通常の接骨院のホームページを見る患者様は
- 今通院している患者様から紹介される
- 行ったことがないので、場所や料金を確認する
- 接骨院に向かう
このような行動で接骨院に来院します。
では患者様目線のホームページを見る患者様はどうでしょうか?
患者様目線のホームページの患者様像
掲載してある内容は
- むちうちの症状や治療内容
- 整形外科との違い
- 料金
- 通院・転院のお手続き
- 接骨院案内
となっています。
このホームページを見る患者様は接骨院に通うかどうかは決めていません。
自分の疑問や問題が解決してくれるホームページを探していて、もし必要であれば通院したいと考えています。
患者様目線のホームページを見る患者様は
- 自分の問題が解決できるか探している
- 解決できるならこの接骨院と他の治療施設を比べる
- 来院するために接骨院情報を確認する
- 接骨院に向かう
このようになります。
どちらが来院につながりやすいのか
確かに接骨院の情報が載っているホームページも紹介された患者様が情報を確認するためには必要かもしれません。
しかし、自分の問題を解決したいと考えてホームページを検索する患者様の方が圧倒的に多いのです。
ホームページの特性を活かすのであれば患者様目線のホームページの方が効果が出やすいのです。
なんとなく患者様目線のホームページのコツがわかってきたかと思います。
次にホームページを制作するための患者様像を実際に決めていきましょう。