接骨院の見込み患者へのアプローチを考える

では、ウェブ集患の全体像と患者様の行動の中から接骨院の見込み患者の部分を抜き出して考えてみましょう。

ウェブ集患の全体像と見込み患者様の行動図

見込み患者の部分を抜き出すとこのような図になります。

接骨院 ホームページ 集患 入門

インターネットの部分ではブログ・ソーシャルネットワーク・ホームページがあります。

まだ現実の部分では口コミ・フリーペーパー・チラシなどがあります。

ではインターネット上の見込み患者へのアプローチについて考えていきましょう。

ブログ

ブログとは記事、日記のことですね。ここでは記事という意味で使います。

前章で「患者様目線のホームページは対象となる患者様の疑問や問題に答えていくこと」と説明しました。

つまりブログの内容は対象となる患者様の疑問や問題に答えていくことです。

ブログのメリット

一つ目のブログのメリットは検索されるということです。(検索されるテクニックについては次章以降に説明します)

検索している患者様は、すでに困っていて、行動に移しています。

例えば「腰痛 治療 ○○駅」で検索し、あなたのブログを見たら通院の選択肢の入るでしょう。

困っている見込み患者様にシンプルに手を差し伸べることが出来るブログの効果は絶大です。

二つ目のブログのメリットは情報が埋もれないことです。

当たり前の話ですが、ブログは削除しなければずっと表示されます。検索順位の法則性から古い記事が全て見てもらえるとは限りませんが、価値のあるブログは古い記事でも見てもらえることが少なくありません。

例えば、見込み腰痛患者様があなたの腰痛に関する記事を読んだら10人に一人は来院につながったとしましょう。

あなたが特に宣伝しなくても、その記事を見て患者様が来院してくれます。

では次に膝の痛みを抱える見込み患者様があなたの膝に関する記事を読んだら…

ブログはあなたの強力なツールとなるでしょう。そのブログが積み重なることは接骨院の資産となります。

ブログのデメリット

ブログのデメリットは検索に引っかからないことです。

つまり見てもらえない。大体の方は見てもらえないと心が折れてブログをやめてしまいます。

よほど有名な方でない限り、ブログを書いてもすぐに見てもらえません。

ブログを見てもらうためのテクニックや方法は次章以降に説明します。

ソーシャルネットワークサービス

フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのソーシャルネットワークサービスです。

ソーシャルネットワークサービスのメリット

ソーシャルネットサービスのメリットに見てくれる方がいることです。

「接骨院でこんなことやります」と投稿すれば、一定以上の方は見てくれますし、拡散もされるかもしれません。

ブログに比べて、即効性があります。

ソーシャルネットワークサービスのデメリット

ソーシャルネットワークサービスのシンプルにして最大のデメリットは、ソーシャルネットワークサービスのユーザーは見込み患者様ではないことです。

接骨院というある特定の方(健康を損なっている)に必要なサービスでは、いくら訴えてもブログのようにそのまま来院につながるわけではありません。

ホームページ

見込み患者様に対するホームページの役割は、患者様の抱える疑問や問題について体系的に学ぶ場所です。

ブログは初めて見る方も多く、ダラダラと書いては最後まで読んでもらえません。

ブログではシンプルに説明して、その後ホームページで体系的に学ぶことが必要になります。

つまりブログの受け皿としてホームページがあります。

最近のホームページはブログ一体型になっていることも多いです。

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