スマホアプリの外注ってどれくらいかかるの?
こんにちは、花井です。
アプリケーション制作依頼をすると、どれくらいの料金がかかるのでしょうか?
このような質問を受けることはとても多いです。
結論から言うととても高いです。
例えば病院予約サイトなどどんなに安く見積もっても2,3百万円はするかと思います。
どうしてそんなに高くなってしまうのでしょう?
アプリ制作費用の見積もり方法
スマホアプリでもウェブアプリでもアプリケーションはプログラミングコードと写真などの素材でできています。
プログラミングは、コードを書けるエンジニアがいれば仕入れはいりません。
つまりアプリケーションは
エンジニアの人件費 + 素材の料金
で出来ています。
エンジニアの人件費はどのように決まるかというと「プロジェクトの手間や難易度」で決まります。
手間がかかるほど必要となるエンジニアは増えますし、難易度が高ければ外注したり、学習費用もかかります。
このようにエンジニアの手間でアプリケーションの費用が決まることが多いため、プロジェクトの見積もりの算定にはエンジニアの人数に換算して
「○人月」と表現して見積もりを行います。
例えば10人月のアプリケーションの見積もりなら一人のエンジニアが10か月で制作できるという意味です。
2人のエンジニアだと5か月ですね。
では1人月はいくらなのか?!というわけです。
ある程度会社によって単価が違いますが、大体100万円ほどのところが多いようです。
高っか!!!
と、思った方もいるかと思います。
しかし最近のエンジニアの給料はとても高く1人月が100万円でも安いくらいです。
どのくらいのプロジェクトが1人月なのか?
1人月が100万円とすると、どのくらいの機能を持ったプロジェクトが1人月なのでしょうか?
これは細かいところまで詰めるととても大変ですが、以前制作した事例で説明します。
パーソナルトレーナーズウェイトトレーニング
ウェイトトレーニングの記録を取ることによって体重や重量の変化をグラフ化し分かりやすくします。
参考はこちら
http://personaltrainerjapan.jp/weighttraining/
このiPhoneアプリの機能と人月は
- iPhoneアプリ全般機能と申請など 半週間
- グラフ化など処理 一週間
- バックアップ処理 半週間
- アプリ紹介ウェブサイト 一週間
- 写真などの素材 5万円
このアプリでは3/4人月のため75万円と素材の5万円で約80万円の見積もりになります。
アプリケーションを作るとき重要なこと
このようにアプリケーションを作ることは安くはありません。
つまり失敗できないのです。
そうすると多くのアプリケーションを作りたい方はあれもこれもと機能を足していきます。(しょうがないですよね)
完璧なものを作ってしまいたいのです。当然費用も高くなりますが、多くの機能を付けてくれるのであれば多少の値引きをしてもくれますし、制作業者も勧めるでしょう。
核となるサービスをまず作りユーザーの反応を見る
本当に解決したい問題のみをアプリケーションに組み込みます。予約サービスでもいいですし、老人ホームの電子カルテかも知れません。
まずシンプルなサービスを作り、その結果を反映して次の機能を付ける。このようにすることによって、余分な費用はかかりません。
最近ではリーンスタートアップやMVPと言ったりします。
製品を完成させるのではなく、徐々に育てていくというスタイルです。
本当に必要な機能のみを作ることで費用は少なく、ユーザーにも嬉しいアプリケーションになるのです。
製品を徐々に育てていくアプリケーション開発はこちら↓
http://re-genesis.jp/%E5%88%B6%E4%BD%9C%E4%BE%9D%E9%A0%BC/